ペットロス症候群

今なら・・・。
名女優さんにも負けませんっ！
涙を溢れさせるのに、３秒もかかりません。
ギリギリのところで、涙を堰き止めて毎日を送っています。

もうね～、家中どこを見てもそこにいたさくらの姿が蘇ってしまいます。
夜、さくら発症以来使うことの無かった自分のベッドに入っても、元気だった頃トンっと飛び乗って当たり前のように大きな態度でそこに寝ていたさくらの歩く振動や、先に寝入って「ピーピー」と聞こえてきたいびきが思い出されます。
そして・・・
もう、いないんだなぁ～と。

あんなにちっちゃい体だったのに、どんだけ存在感があったんだ！と、今更ながらに～。

外出して帰宅した時には、まず最初にさくらの居場所を確認し続けた２０年。
ソファーの背もたれの上で玄関を睨みつけて「遅い！」と怒った顔だった時。
夕陽の当たるキッチンの椅子に箱ずわりしていた時。
このパソコン前の椅子に寝ていたことも。
廊下をフラフラ歩いているタイミングで、「なんだ？」って顔で振り返った時。
そんなあれこれが多すぎて、帰宅時玄関ドアを開ける瞬間もなかなか辛いものです。


少しずつ慣れていかなきゃですね。
そこにいるさくらちゃんを思い出した時、涙ではなくて微笑んでいられるようにね～。


まだ若き日のさくらちゃん・・・。
黒い毛色がはっきりしています。




好きだったおもちゃを追いかけていた頃です。