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『フォレスト・ガンプ』(於:森ノ宮ピロティーホール) [独り言]

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私が観劇するのは、演者さんに惹かれて観る場合とただ演目に飛びついてしまう場合があるのですが、今回はただただ大好きな『フォレスト・ガンプ』が舞台になる!というだけで、ダメ元でトライしてみたら幸運にもあっさりとチケットを手にすることが出来ました。

いい舞台でしたっ!

どうしてもトム・ハンクスの強烈なイメージを抱いたままの観劇だったのですが、ガンプ役を演じながらナレーションも担当の田口さんの声が凄く心地よく響きました。
IQがちょっとだけ少ないガンプ。でも人に秀でたたくさんの才能を持っていて、色々な場面でそれを発揮して行きます。そんな彼ですが、ある意味淡々と変に媚びることなく、驕ることなく、どこか子供の素直さを匂わせながら、それでいてキッチリと若者の情熱も感じさせて・・・。
膨大なセリフとナレーションを淀みなく話し続けるのが本当に凄かったです!

映画ではあまり触れられていなかった、原作の持つちょっとしたと棘の部分やエロティックな部分もパラパラと加味されて、コンパクトにまとめられていました。

我が子を産んでいたジェニーとの再会シーンがラストだったのですが・・・。
思いっきり赤ん坊だったのには、思わず流れた歳月がどれくらいだったのか?指を折ってみそうになりました(笑)。

「人生はチョコレートの箱のようなもの。
 開けてみるまで、わからない」(『フォレスト・ガンプ』)
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