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初寺院詣 「清涼寺」(京都嵯峨) [独り言]

毎年友人と出掛けている初詣。
今年は、ちょっと趣を変えて・・・と言っても基本混雑を避けたいというのが大前提なんですが(笑)。

京都・嵯峨の「清涼寺」
嵐山のメインストリートをどんどん進んで人の往来が少なくなった辺りにかなり広い伽藍を配した寺院です。
私は知らなかったのですが、あの幕末期に幕臣で剣豪と言われ戊辰戦争で隻腕となりながらも函館まで戦い続けた伊庭八郎が、京都在勤の折見学に訪れたこともあるお寺だそうです。

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本殿の再建が五代将軍綱吉の生母桂昌院によるもので、あちこちに葵の御紋が見受けられ、宝物も桂昌院所縁の調度品が数点展示されていました。
こんな徳川家との関わりから、幕臣の伊庭くんが訪ねたのかも?などと、勝手な想像をしつつ本殿も観覧。

IMG_3663.JPG

国宝の釈迦如来像もタイミング良く拝することが出来ました。
仏像の体内に経文などが収められていたなんてお話は時折耳にしますが、こちらの釈迦如来の体内には、絹で作られた「五臓六腑」が収められていたそうで大変珍しいケースのようです。
「五臓六腑」のレプリカも展示されていましたが、西暦985年当時に人間の体内の認識が中国でここまで進んでいたのかぁ~!と、ちょっとした驚きでした。(まぁ、形状的にはそれほどリアルではありませんけれど)


お坊様のお話を漏れ聞いて目から鱗だったコト
「玉の輿」の由来
桂昌院の元々の名前がお玉さん。彼女は京都の八百屋さんの娘だったのですが、三代将軍家光の側室となり最終的には将軍の生母となり女性としての位を極め従一位となりました。
このことにちなんで「玉の輿」という言葉が生まれたそうです。
いやぁ~、桂昌院がお玉さんだったことは知っていましたが、こう繋がってくるとは知りませんでした(笑)。
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やよりん

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします(*^_^*)
by やよりん (2014-01-05 19:27) 

shinobirika

>やよりんさん
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
by shinobirika (2014-01-07 17:09) 

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