子規庵

少しだけ時間があったので、行動ルートから逸脱しない範囲で考えて、今回はこちらを訪れることにしました。

子規庵



JR鴬谷駅からタラタラと歩いて１０分くらいなんですが、ラブホテル街に埋もれるようにして建っています。
まさか、周囲の風景がこんな風になってしまうとは、子規も思わなかったことでしょう～。

建っているといっても、まず関東大震災の時に傾き、次は空襲によって焼失。かろうじて土蔵だけが焼け残ってくれたおかげで、大切な資料類が今に伝わることになったようです。
病床の子規が暮らした家を再現する形で後に建てられた家屋です。



庭の木々は子規の残した俳句に書かれていたものを主体として植えられ、当時を偲べるようになっています。




病床の子規が食べた食事の記録が掲示され、それに則ったミニチュアの膳が展示されていたのが、すごく分かりやすかったです。文字で書かれているものを読んだだけではピンとこない、子規の旺盛な食欲やグルメな様子がよく分かりました。

食べることに貪欲であり続けた生々しい様子を感じ取るうちに、有名な
「柿食えば　鐘が鳴るなり法隆寺」
も、何だか今までとは違ったイメージが湧いて来るような気がしてしまいました(笑)。

コメント 2

どこかで見たことあるなぁと思ったら親戚の家の隣でした！
ココ有名なんですか(笑)
地元民でも迷うあの迷路のような道を良くたどり着けましたね。
あの一画は道も狭いので簡単に工事できずまだ昭和な雰囲気があっていいです。

毎度のことですが遠路お疲れ様ですm(__)m

by みこてぃ (2013-02-26 11:30) 

＞みこてぃ さん

そうでしたかっ！特に子規ﾌｧﾝ(笑)ではありませんが、機会があれば訪れたかった所でした♪
あの辺りの様相に同行の友人と「一般住宅も混ざってるけど、何かこの辺に住むのって大変そう・・・。」なんて、話ながら歩いてました(笑)。
グーグルさんのマップと比較的一帯に土地勘のある友人に助けられて辿りつけました♪

by shinobirika (2013-02-27 10:51)