『メサイア 警備局特別公安五係』(高殿 円著) [本]
『デスノート』の金子修介監督、『おおきく振りかぶって』の黒田洋介脚本で映画化の作品。厳密にはストーリーはこのままではないようですが、世界観や登場人物は一緒なんだろうなぁ~というところで、読んでみました♪
一昔前のハードボイルド・・・例えば大藪春彦作品とちょっと似た空気も感じるところがあるのですが、やっぱり現代的と言いますか、近未来的な世界です♪
「サクラ」と呼ばれる、特別な訓練を受け戸籍すら抹消され自らの存在を全て消してしまった青年達。超法規的手段としての殺人をも任務の一つとする公安のスパイのお話です。
と言っても、『ゴルゴ13』みたいなものでもなく、妙に身近に感じてしまうお話(笑)。
彼らは任務遂行上で窮地に陥った場合でも、誰も助けには来ないという過酷な立場で、ただ一緒に訓練を受けた「メサイア」と呼ばれる相棒だけが、例外として救出に行くことを許されているというのです。
こんな大前提の上、主人公の2人の「サクラ」達の生い立ちを含め、その任務のお話が進行して行きます。
最初はちょっとその世界観に馴染めずに苦戦気味に読み進めていましたが、その内にその底辺に流れているのはかなり濃い情の物語ということがわかって、結構入り込んでいくことが出来ました♪
映画の公開が今から楽しみです!
願わくは・・・単館上映でありませんように(笑)!
一昔前のハードボイルド・・・例えば大藪春彦作品とちょっと似た空気も感じるところがあるのですが、やっぱり現代的と言いますか、近未来的な世界です♪
「サクラ」と呼ばれる、特別な訓練を受け戸籍すら抹消され自らの存在を全て消してしまった青年達。超法規的手段としての殺人をも任務の一つとする公安のスパイのお話です。
と言っても、『ゴルゴ13』みたいなものでもなく、妙に身近に感じてしまうお話(笑)。
彼らは任務遂行上で窮地に陥った場合でも、誰も助けには来ないという過酷な立場で、ただ一緒に訓練を受けた「メサイア」と呼ばれる相棒だけが、例外として救出に行くことを許されているというのです。
こんな大前提の上、主人公の2人の「サクラ」達の生い立ちを含め、その任務のお話が進行して行きます。
最初はちょっとその世界観に馴染めずに苦戦気味に読み進めていましたが、その内にその底辺に流れているのはかなり濃い情の物語ということがわかって、結構入り込んでいくことが出来ました♪
映画の公開が今から楽しみです!
願わくは・・・単館上映でありませんように(笑)!
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