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第7回「山南忌」 [日記]

光縁寺・墓地の一番奥まった場所にある新選組総長山南敬介さんの墓石

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私がこの墓地を訪ねるようになって随分と経ちますが、かなり傷んで参りました・・・。(傷んで来たといえば、東京六本木ヒルズに近い専称寺の沖田くんの墓石の痛み具合がかなり進んでいるというお話を聞きました。少しでも風雨を避けるようにと屋根まで作られているのですけれどね~~。)


今日は、はや7回目を迎えた山南忌でした。
いつもとコースを逆にして、まず壬生旧前川邸へ!
今日だけは、山南忌参加者に限って切腹の間へ入る事が出来て、そこでお焼香。

そして墓石のある光縁寺へ~。


午後は壬生寺会館でのプログラム。
今年の講演は作家の童門冬二氏によるものでした。(さすが、場慣れていらっしゃってところどころに笑いを誘うようなお話を挟みこまれて、場内をビシッと締める手腕はお見事でした。)

昨年の講演では、怪我のため隊の責務が果たせないことが大きな要因となり、そのうち精神的にも弱って来ての脱走という解釈が大筋だったのですが、今年は従来言われて来た理想と現実の狭間での葛藤や土方達との軋轢、そしてなにより山南さんのやさしい性格が要因だったという流れでした。
真実を知るすべはありませんが、いろいろな説の向こう側で、きっと苦笑いでもしているような気がして来ました(笑)。

来賓で参加されていた、栗塚さん。相変わらずのソフトな物腰(笑)。
「山南さんを死に至らしめた張本人の土方を演じた自分が参加してもいいものだろうか?」と、冗談交じりで語っていらっしゃいました。
今年で新選組が生まれて150年。何やら時代劇チャンネルでも動きがあるようなことも匂わせていらっしゃいました。楽しみですぅ~♪


そんな京都から帰宅して今夜は
「八重の桜」(池田屋騒動)

ちょっとハテナマークがクルクルしているのが、池田屋事件に関してあそこまであからさまに幕府や会津藩から困ったことをやらかしてくれたものだ・・・的な扱いを受けましたっけ?です。
幕府から「感状」や報奨金を貰ってますよね~。
それには全く触れないで、上層部の苦り切った顔ばかりクローズアップされたのでは、新選組の立つ瀬がありません。。。

余談ですが、池田屋の沖田くん喀血シーン。演じていらっしゃる役者さんは残念ながら存じ上げない方だったのですが、アノ時折クイズ番組なんかで「これが沖田の顔」って調子で紹介される肖像画に妙に似て見えてしまって・・・凄惨なシーンなのにプッと噴き出してしまいました(笑)。

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