『群雲、関ヶ原へ』(岳 宏一郎 著) [本]
文庫本って、コンパクトで軽いのでちょっとカバンの中に入れておいて、電車の中や時間の出来た時に気軽にどこでも読める!
私にとってはそれが一番の利点なんですけれど・・・。
文庫といえども、京極本に手を出せないでいるのも、一番の理由があの辞書か?!と、突っ込みたくなるようなボリュームです(笑)。
ところが、この本もちょっとムカつく厚さ!重さ!
何で上下巻の2冊分け?3冊にしちゃいけないのでしょうかね(笑)?
とにかく、もし書店で見かけたとしても厚さで敬遠してしまうはずの本なのですが、例の如く兄から廻ってきたもので・・・。
「結構おもしろかったわ。フフン~♪」と、鼻で笑いつつ手渡されました。「おもしろくなかったわ!」と、言いつつ渡されるよりは上々ってことで(笑)。
タイトル通り、関ヶ原合戦がテーマなんですが、例えば司馬遼太郎著『関ヶ原』のように、合戦そのものをメインにしたお話ではなく、そこに至るまでの諸侯の駆け引きがかなり細かく描かれています。
遡っては、秀吉存命中のお話も結構描かれていたりします。場面ごとに主人公が家康であったり三成であったりとその内面も丁寧に描写されていて、確かに読み応えのある「結構面白い」作品でした。
あえて一番の主人公として挙げるなら、上杉景勝だったような気がします。
関ヶ原の戦いに直接関与していない武将(笑)。
東軍が勝ったことも誰が裏切ったかということも、誰が陣を構えながらも日和見を決めこんだかも知っている関ヶ原の戦いですが、実際に戦っていた家康や三成達の焦りや疑心暗鬼な心情が凄く伝わってくる合戦シーンでした。・・・・まぁ、長い作品中で合戦そのものを描いている部分は少しなんですけれど(笑)。
私にとってはそれが一番の利点なんですけれど・・・。
文庫といえども、京極本に手を出せないでいるのも、一番の理由があの辞書か?!と、突っ込みたくなるようなボリュームです(笑)。
ところが、この本もちょっとムカつく厚さ!重さ!
何で上下巻の2冊分け?3冊にしちゃいけないのでしょうかね(笑)?
とにかく、もし書店で見かけたとしても厚さで敬遠してしまうはずの本なのですが、例の如く兄から廻ってきたもので・・・。
「結構おもしろかったわ。フフン~♪」と、鼻で笑いつつ手渡されました。「おもしろくなかったわ!」と、言いつつ渡されるよりは上々ってことで(笑)。
タイトル通り、関ヶ原合戦がテーマなんですが、例えば司馬遼太郎著『関ヶ原』のように、合戦そのものをメインにしたお話ではなく、そこに至るまでの諸侯の駆け引きがかなり細かく描かれています。
遡っては、秀吉存命中のお話も結構描かれていたりします。場面ごとに主人公が家康であったり三成であったりとその内面も丁寧に描写されていて、確かに読み応えのある「結構面白い」作品でした。
あえて一番の主人公として挙げるなら、上杉景勝だったような気がします。
関ヶ原の戦いに直接関与していない武将(笑)。
東軍が勝ったことも誰が裏切ったかということも、誰が陣を構えながらも日和見を決めこんだかも知っている関ヶ原の戦いですが、実際に戦っていた家康や三成達の焦りや疑心暗鬼な心情が凄く伝わってくる合戦シーンでした。・・・・まぁ、長い作品中で合戦そのものを描いている部分は少しなんですけれど(笑)。
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