「東南アジアなんて二度と行くか ボケッ！」(さくら剛 著)

完全にシリーズ化となってしまった「〇〇〇なんて二度と行くか ボケッ！」(笑)。
今回は、以前に読んだ南アフリカから中国を目指す旅の中での東南アジア編です。

その土地に住む人に対するカルチャーショックや憤りをぶつけてることが専らだったシリーズですが、今回まず怒りのターゲットとなったのは自然！
特に・・・生き物(笑)。
まず東南アジアのジャングルを歩くことになった著者の敵は想像通り蚊そしてヒル。
ジャングルに迷いながらやっと辿りついたコテージは、暗闇の中にポツンと建つオープンタイプ(笑)の小屋！そこで一人二泊するという恐ろしい体験をする著者。

バンコクでは成り行きでキックボクシングの荒行(笑)。

途中何度か出会うことになった不幸を呼び込む女性日本人旅行者のお話。

そして、ベトナムではとうとう肺炎を患いSOS！

とにかく、破天荒な旅行記です。

・・・ただ、最初に読んだ「インドなんか・・・」程の人間に対する毒が無かった分、独り言的な叫びばかりが多く感じてしまいましたぁ～。

東南アジアなんて二度と行くかボケッ! (幻冬舎文庫)

• 作者: さくら 剛
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2012/07/06
• メディア: 文庫

コメント 2

人間に対して毒が吐けなかったってことは・・・
裏を返せば、東南アジアの人達はええ人ばっかりやったと。
言うことなんかも知れませんね＾＾
by ソノ日暮 (2012-07-25 15:20) 

＞ソノ日暮 さん
おっしゃる通りかもしれませんね～(笑)。やっぱりアジア人同士で通じるところもあったのかも？
インドの時なんぞは、不当なお金を請求されては怒りまくっている内容がとても多かったですからね～。
by shinobirika (2012-07-26 18:40)