『山口百恵 赤と青とイミテーション・ゴールドと』(中川右介著) [本]
書店をぶらついていてつい立ち止まってしまいました。
やっぱり気になる世代です(笑)。
まず序章として-前史-から始まります。
彼女の登場するまでの大まかな大きな芸能プロダクションの流れが解説されていることによって、一般人には見えない力関係や系譜のような予備知識を得ることができます。
そして1~9章で、1972年~1980年までを1年毎の区切りとして、彼女の活動が残されている資料を基に順を追いながら綴られています。
資料としては、のちに自叙伝としてベストセラーとなった『蒼い時』、『被写体』『相性』(三浦友和著)といった当事者の著書、直接関わりを持った人達の回想録の数々、テレビ番組関連の資料から当時発売された週刊誌の記事に至るまで、驚くほど多岐にわたるものが集められています。
当時の世相もほんの少し語りつつ・・・ちょっとしたタイムトラベル気分を味わうことが出来ます。
「ベストテン」(TBS)のランキングの詳細には、「その頃」の自分の日々をかなり鮮明に蘇らせる魔法のような力がありました(笑)。
「総体としての山口百恵」を掲げて書かれているこの本は、結果・考察という項目はありませんが、一種の論文を読んでいるような錯覚さえ覚える妙にアカデミック色濃いものでした(笑)。
やっぱり気になる世代です(笑)。
まず序章として-前史-から始まります。
彼女の登場するまでの大まかな大きな芸能プロダクションの流れが解説されていることによって、一般人には見えない力関係や系譜のような予備知識を得ることができます。
そして1~9章で、1972年~1980年までを1年毎の区切りとして、彼女の活動が残されている資料を基に順を追いながら綴られています。
資料としては、のちに自叙伝としてベストセラーとなった『蒼い時』、『被写体』『相性』(三浦友和著)といった当事者の著書、直接関わりを持った人達の回想録の数々、テレビ番組関連の資料から当時発売された週刊誌の記事に至るまで、驚くほど多岐にわたるものが集められています。
当時の世相もほんの少し語りつつ・・・ちょっとしたタイムトラベル気分を味わうことが出来ます。
「ベストテン」(TBS)のランキングの詳細には、「その頃」の自分の日々をかなり鮮明に蘇らせる魔法のような力がありました(笑)。
「総体としての山口百恵」を掲げて書かれているこの本は、結果・考察という項目はありませんが、一種の論文を読んでいるような錯覚さえ覚える妙にアカデミック色濃いものでした(笑)。
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